大阪の60代女性が一人旅をするとこうなる!?

人生初、誰にも気兼ねせず旅行ができる身分に・・・

中米のんびり旅行記⑥

世界民族芸能祭ワッショイ2000

ちょうど24年前、大阪の堺市にある大仙公園で開催されたユネスコ公式行事のお祭りにボランティアとして参加した
それは、世界70カ国から2000人の民俗芸能演者がやってくるというすごいイベントだ
私の担当はコスタリカから来たミュージシャンとダンサーからなるグループのアテンドだった

松本零士がデザインしたキャラクター

ギタリストのマルコが「僕たちの国は50年前に軍隊を持つことをやめました その余った予算は教育や自然保護に使われています それに東はカリブ海、西は大平洋に面しているので、国は狭いけど全く違う魚がいたりと多様性に富んでいるのです」と熱く語っていたのがとても印象的で今でも心に残っている
その時に私は、いつかその国に行きたいという夢を持った 実現不可能そうな夢でも諦めずにいれば、運よく叶うこともあるんだね💛

「次はコスタリカに行くねん」と私が言っても、友人は誰一人として「ああ、あの中央アメリカにあるパナマと国境を接する国やね」とは言わない
「ええ〜 どこの国なん? そんなとこ何しに行くのん?」と怪訝な顔でみなさんおっしゃる
まー遠い国だからね 仕方ないけど

メキシコから空路3時間で行けるよ

実はこの国、ある分野ではとても有名なのです
エコツーリズム発祥の地で、国土は四国と九州を合わせたぐらいの面積しかないのに、なんとその1/4を国立公園と自然保護区に指定し国をあげて動植物を保護している 世界全体のわずか0.03%の面積でしかない国土に,地球上の全動植物の約5%が生息しているって実はものすごい事なんだね
さらに、国内消費電力のほとんどは風力、水力、地熱といった再生可能エネルギーによって供給されている
政治家はカネのことしか考えていないんじゃないかと勘ぐってしまう今日この頃、国会議員や大統領の連続再選を禁止する法律があるのもたいがい羨ましい

こういった事を国民一人一人が誇りに思っていて ”世界幸福度数”という調査で3回連続で1位を獲得したことがあるとか

ナマケモノ

首都のサンホセアンデス山脈が走る標高1150mの高原都市なので、年間を通じて夏の軽井沢のような爽やかで穏やかな気候。。 冷暖房代がかからないので電力消費が少ないのかもしれないね

外務省のホームページより ↓

「植民地から,中米で最も進んだ民主主義国へ

コスタリカ略史1502年,コロンブスが第4次航海でカリブ海側の海岸に到着したことによって,コスタリカの存在がヨーロッパに知られました。その後この地にスペイン人が入植し,19世紀に入るまで300年以上にわたり植民地時代が続きました。1821年,スペイン本国の国力衰退,またコスタリカの人々の独立思想の芽生えを背景として,グアテマラとともに独立。しかしその後はメキシコ帝国に併合されるなど完全な独立国家とは言い難い状態が続き,ようやく1848年に「コスタリカ共和国」として真の独立を果たしました。独立したコスタリカは,コーヒーブームに乗って経済的に発展  1920年代になるといくつもの政党が結成され,真に民主的な国づくりへの努力が続けられました。そして,1949年,高度に民主主義な性格を持つ現行憲法が制定されました。以降コスタリカは一度も軍事クーデターを経験せずに大統領が民主的な選挙によって選ばれており,中米で最も進んだ民主主義国との定評を得ています。2010年には初の女性大統領が誕生。閣僚や国会議員も女性の割合が高く,女性の社会進出も活発です」

バシリスク

とても厳しかった入国審査

コスタリカは”中米のスイス”などと言われ平和を愛する治安の良い国との評判が高かったのに、ここ最近は以前とは様子が違ってきている

コロンビアからの麻薬を中継したり保管するのに適した場所だからだそうだ 悲しいねぇ〜〜
その為に入国審査には多数の係員がいて入国者を”じっくりと”調べ上げる

宿泊先の住所、電話番号を提示しないと絶対に通してくれない 人相から判断され、帰路の航空券がないとアウトとなった人もいたと聞く
「宿は今から決めます」と言って逃れることはできない ここは無料のWiFiがあるから、今ここで宿を探して予約しなさい。。となるらしいよ いや、ほんまに厳しい!

赤目アマガエル

。。。と今回は真面目なお勉強モードになっちゃいました!

また明日ね〜〜