大阪の60代女性が一人旅をするとこうなる!?

人生初、誰にも気兼ねせず旅行ができる身分に・・・

中米のんびり旅行記⑩

まずはトレッキングで森林浴

今日は何も考えずに真の意味で”のんびり”しよう
観察していると、どのグループも1泊で宿を去っていくのでとても忙しそうだ そういえばそれが普通のような気がする あっちもこっちもとできるだけ多くの観光地を回る。。
わかってはいたけど、鳥を見るためだけに こんな何もない山奥で4泊もするなんて、私は相当変わり者なのかも

そう言えば、メキシコに何度も行ってるK君が「実はテオティワカンのピラミッドに行ったことがないのです」と言った時「うわっ 信じられへん あの超有名な世界遺産に行かないなんて! 私は絶対に行くもんね〜」と心の中で思ったのに結局行かなかったんだ
ネットの情報を読んでいると「以前は登れたけど転落する人が多く危険なので近くから眺めるだけ」と書かれているし ここでも十分埃っぽいのにピラミッドって砂嵐が吹いているイメージ 「やっぱ、や〜〜めた」となったんだよね
もともと歴史とかにあんまり興味がないからか、行く直前になると行かない理由が色々と頭に浮かんできて、急に面倒くさくなるのが私のパターンだ

強度が3段階あってよく整備されたコース

みんなと一緒に出かけてもよかったんだけど、迷わないように案内板があるので一人でも大丈夫だよと聞いて単独行動にした 自分のペースがいちばん ♪

ここからどんどん下って行くことになる

行ってきまーす、というと「杖持って行き!」と渡される

これだと滑りにくいね

団体客のビジターも受け入れてるようで、結構年配の人達にも配慮しているコース

なんか奈良県の山みたい

あれはもしや、ケツァールのメスでは?

突如気づいた双眼鏡選びの大切さ

ここで気づくのは絶対に遅い
何かと言うと、野鳥観察しているみなさんは例外なく高級で、ゴツくて重そうな双眼鏡を首から下げている
私はというと楽天市場かなんかで購入した8000円くらいのコンパクトなやつだ
子供が夏休みの宿題でセミを観察するレベル。。。?
8倍25ミリ(倍率が8倍、口径が25mm) ↓

OLYMPUS

こんなのでは、まともに鳥が見えないのではないか? いやきっと見えないに違いない
どうしよう 遠路はるばるやって来て「見たのは黒っぽいシルエットだけでしたわ。。。ハハハ」だなんて、報告を期待している娘ちゃん達もさぞがっかりするだろう
よし、ここはいっちょ奮発して個人でガイドを雇おう お金はいくらかかってもよい!と、まるで天からのお告げのようなフレーズが心に浮かんだ

オーナーに相談して手配をしてもらう

時々宿にやってくるあの元気な男の人は誰だろう。。と思っていたら、スタッフが”パトロン”と呼ぶのに気付き、ようやくその人がオーナーだと分かった

この一帯の山を所有するので相当お金持ち

英語が普通にネイティブレベルなので、もしかしたらイギリス人かもしれない

あちこちに電話してくれて、明日かあさってケツァールの観察に特化したフィンカに連れて行ってもらえることになった

私ってなかなかやるなー(笑)