大阪の60代女性が一人旅をするとこうなる!?

人生初、誰にも気兼ねせず旅行ができる身分に・・・

中米のんびり旅行記①

日本の冬からも逃げ出す

最近は日本の夏もたいがい過酷だが、冬もだんだん苦手になってきた
以前の冬とは何かが違って、突然ものすごく寒くなったと思ったら春みたいな暖かい日があったりとメチャクチャやねん 何か弱いものいじめしているような気がするねんけど。。。

そこで、頭もまだまだシャキッとしているであろう あと10年ほどはお財布からストップが出るまではイヤな季節を我慢して過ごすのをやめると決めた

真冬に温暖な気候の中米で 自然の中にいるかわいい鳥を見てのんびり過ごす
なんと魅力的な過ごし方だろう(o^^o)

はい、今回の旅の第一目的は「コスタリカへ世界一美しい鳥 ケツァールを見にいく」なのです
手塚治虫の”火の鳥”のモデルになったらしいこの鳥のオスは繁殖期の期間限定で求愛の為に2本の飾り羽を伸ばして、メスにまとわりつく

しかも生後3年間はこの長いしっぽの羽は生えてこず、ちゃんと一人前になった時点でメスを魅了する武器を手に入れる そしてこの美しい羽をSの字にひらひらさせて木から木へ飛び移ると聞く

見たいでしょ? 見たいよね!

そういうワケでケツァールのしっぽの羽が抜け落ちる前で、乾季で雨がほとんど降らない為に過ごしやすいとされる1月に行ってきましたよ〜
メキシコ・コスタリカ

イエイ( ^ω^ )

ケツァールはどれでしょう?

情報集めが大変だったよ

ありがたいことに、成田空港から13時間飛べばノンストップでメキシコの首都、メキシコシティに行ける
以前からマリアッチのバンドやメキシコレストランのシェフなど、メキシコ人の知り合いが何人かいて面白い話を色々と聞いていたので、あの人たちの国ってどんなとこか見にいこう と考えて メキシコにも数日間 滞在することにした

滞在先を決めるに当たっては公共交通機関がどうなっているかを知ることが最重要事項となるのに いくら調べても満足のいく情報が得られない
バックパッカーの味方である「地球の歩き方」を書店で探すも2018年出版のものが最新だった それでは役に立たないよね!
そして、ようやく見つけたのが2023年10月発行の「るるぶ 」だけど、内容は「カンクン」が45ページあるのに対し「メキシコシティ」は23ページしかない ま、それでもないよりはマシなのでそれを参考にプランを練る

メキシコでメトロは要注意

一人旅の場合、タクシーは割高になるのでまず第一に知りたいのは空港から宿までの交通機関
日本だと、空港ではバス乗り場や電車の駅などの表示は非常にわかりやすく、誰も迷うことはない 外国でもそうだろうとたかをくくっていて実際行ってみたらエライ目にあった
ヨーロッパでは当たり前の旅行者案内所さえない

結果、何が起こったのかを先に言うと 自分が乗る予定だったメトロ9号線が工事中のため途中からバスに乗り換えてまたその先を地下鉄に乗って行く、という外国から来た旅行者にとっては小学生が高校のテストを受ける。。みたいな難題にぶち当たったんだよ〜 これが

確かにメトロ駅の改札口には何やら書いてあったよ 駅の名前とよくわからん文言が
英語の表記もなく、スペイン語のみで

日本語だったらこういう感じになると思う 「恵比寿橋駅で人身事故発生 堺筋上下線で運休の見込み」
こんなん書かれても、小学校低学年だと絶対に意味わからんで

私の場合、9号線乗り場が突然案内板から消えてしまい、探し回った挙げ句 駅員に「9号線はどこですか」と聞くと「この道をまっすぐ行ってください」と言われる
この道って。。地上に出てしまうやんか!と困っていると、駅員と私の会話を聞いていたらしい知らないおっちゃんが話しかけてきた
あっ、メキシコでは知らない人の口車に乗ったらあかん。何かの罠かも。。などと心の声が叫んだけれど、よく聞いていると「今その線はクローズしていてバスを利用することになっています」と言っている
「バスぅ〜〜???」「そう、バスやけど無料です」 あ、なんか状況が理解できてきた そうか! このおっちゃんはエエおっちゃんやったんや!
何度もお礼を言って地上に出る バス乗り場なんてないぞ 仕方ないのでテキトーに歩き、3人ほどの通行人に尋ねながら、やっとのことでバスに乗り込んだ 一度は間違ったバスに乗りそうになり、「料金払って」と言われたので ああ、これは違うバスやな と気づいた

第1日目からこんな目に遭ってお先真っ暗になりかけたのでした(るるぶにはそれらしい事、一言も書いてなかったで!)

ニューヨークに比べたらキレイなメトロの駅

ところで、こんな恐ろしい事故が起こっていたなんて、誰か知ったはった? 日本に帰ってきてから偶然知ったよ 

 

走行中の列車が落下して24人が死亡って。。 怖すぎる〜〜

ではまた明日、続きを書くのでよろしく チャオ