大阪の60代女性が一人旅をするとこうなる!?

人生初、誰にも気兼ねせず旅行ができる身分に・・・

中米のんびり旅行記 11

突然の訪問者

この宿では女性が1名、泊まり込みで料理・掃除・ベッドメイキングと何でもこなしているようだ
3日目はそれまで世話になったルクレシアがいなくなっていてSherliという名の若いスタッフが料理をしている 日本だと従業員はそれとわかる服装なんだけど、外国ってみんな私服なので最初は客と区別できずに混乱する

いつものように美味しい”ガジョピント”の朝ごはんを食べていると、なんかちっこい鳥のような生き物が入って来て 出られずに飛び回っている

鳥さんを見る特等席 この国では水道水が飲める

暖房がないので 早朝はブルブル震えるくらい寒い

Sherliが捕まえて外に逃してやる ↑
私は不覚にも、その瞬間までこの鳥の存在を知らなかった 。。というより、でっかい蜂だと勘違いしていたのだ

この鳥こそ欧米人にとても人気のある Humming Bird
日本語の”ハチドリ”は響きがかわいくないね スペイン語だとColibri
南北アメリカ大陸にしか生息しないのでテレビでしか見たことがない人がほとんどではないかな
ナスカの地上絵にも描かれているんだって!
世界一小さい鳥として知られており、体長10cmで体重は3g(5円玉とほぼ同じ)
1秒間に50回以上羽ばたくという想像を絶するすばしこさだ

ホバリングしながら花の蜜を吸う

スズメの羽ばたきが1秒間に10回ほどだというので、こちらは相当すごい

いっぺんで私はこの鳥ちゃんのファンになった

他にもいろんな種類がいるんだね

     ( 以上、撮影地はすべてコスタリカ)

朝食を終えて自室に戻って来たんだけど、頭の上をなんか紙ヒコーキのようなものが横切った

え? なに?
それは、まさかのコリブリちゃんだったのだ!
キャァ〜〜〜〜〜 
可愛い !!!

夢中になって写真や動画を撮りまくる
何と素晴らしい出来事なんだろう
しあわせ、幸せ、ハッピー、フェリス💛💙💛
コスタリカ、大好き、サイコー💙

ドアを開けっぱなしにしていたし、私がドタバタしているのを不審に思ったのかSherliが入って来た
「あらまあ!! この子、あなたのことが好きでついて来たのね!」と嬉しいことを言ってくれ、またまた外に逃してやった 食堂にいたコリちゃんとおんなじやつだったらすごいね
ストーカーや(笑)

その後、居間でメールチェックなどをしているとSherliが飛んできて「メスのケツァールが来てる! 早く来て!」と教えてくれる

双眼鏡を持って走る
わー、ついに!
Sherliが気を利かせて宿のでっかい望遠鏡に私のiPhoneSEを当てて撮影してくれる↓

「指が震えちゃう〜〜」とSherli

うまくは撮れていないけどプロじゃないから仕方がない

Sherliと宿の望遠鏡 ↑ まだ興奮が覚めやらぬうちにツアーガイドから電話がかかる
送迎も合わせて100ドルでどう?って もちろんOKだよ〜 さあ、この旅行のクライマックスがついにやってくる To be continued!